『音楽中毒』が独自の賞を勝手に開催します!
その名も「Murommy Awards」(ムロミー賞)!
記念すべき第1回目の発表は、下記の7部門。
- Song Nominees
- Album Nominees
- Artwork Nominees
- Music Video Nominees
- Live Performance Nominees
- Online Live Performance Nominees
- Movie Nominees
このページでは、「Live Performance Nominees」「Online Live Performance Nominees」を紹介していきます。
さらにその中からBest Live / Online Live of The Year(最優秀ライブ/オンラインライブ・
パフォーマンス賞)が1作品ずつ選定されます。
選考対象期間:2020年1月1日~2020年12月31日
【あわせて読みたい!】Artwork / MV of The Yearの結果はコチラ!
- 1. Live Performance Nominees
- 1.1. 青葉市子『“gift” 青葉市子 10th anniversary concert Ⅰ』
- 1.2. aiko『Love Like Rock vol.9 』
- 1.3. cero『Contemporary Tokyo Cruise』
- 1.4. L’Arc~en~Ciel『ARENA TOUR MMXX』
- 1.5. 広瀬香美『Winter Tour 2020 “SING”』
- 1.6. 踊ってばかりの国『「潜伏」Live Viewing at LIQUIDROOM』
- 1.7. SANABAGUN.『LIVE 378』
- 1.8. 『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-』
- 1.9. カネコアヤノ×中納良恵『GREENS presents “芍薬”』
- 1.10. 菊地成孔×山下洋輔『菊地成孔 3DAYS デュオ with 山下洋輔』
- 2. Best Live Performance of The Year
- 3. Online Live Performance Nominees
- 3.1. aiko『Love Like Rock 別枠ちゃん』
- 3.2. 毛皮のマリーズ『2009.8.3 at 新宿レッドクロス -360°完全開放GIG』
- 3.3. 山下達郎『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』
- 3.4. ハンバートハンバート『グッバイ、としまえん』
- 3.5. 東京事変『2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ』
- 3.6. 前野健太『無観客生配信ライブ【今の時代がいちばんいいよ】』
- 3.7. 小沢健二『キツネを追ってゆくんだよ』
- 3.8. ドレスコーズ『12月20日のドレスコーズ』
- 3.9. 平井堅『Ken Hirai 25th Anniversary Special !! Ken’s Bar -ONLINE-』
- 3.10. 『KEEP ON FUJI ROCKIN’II〜On The Road To Naeba 2021〜』
- 4. Best Online Live Performance of The Year
- 5. まとめ
Live Performance Nominees
2020年のライブベスト10は、以下に決定いたしました!
青葉市子『“gift” 青葉市子 10th anniversary concert Ⅰ』
2020年1月11日 at 草月ホール
2020年が始まり、まだウイルス騒動の影もなかった1月に行われた青葉市子の10周年記念コンサート。
幸運にも良席のチケットを手にすることができ、極上の癒やしの時間を堪能できました。
彼女の声には、人の心を癒やす力がある気がします。終演後は、なんだか体が軽くなっていました。
aiko『Love Like Rock vol.9 』
2020年1月24日 at Zepp Tokyo
aikoのLLR9、後半戦のライブもランクインです。
実はこの前日も急遽ライブに行けることになって、2daysたっぶりと味わってきました。
今や懐かしいセットリストの掲示板の写真も撮って、大満足。
アルバム曲やカップリング曲などコアな名曲もたくさん聴けて、楽しかった思い出しかありません。
3月のツアーファイナルはチケットないから行けないぁ~と思っていたけど、まさか世の中があんな事態になるなんて、このときは知る由もなかったのです。
cero『Contemporary Tokyo Cruise』
2020年2月7日 at Zepp DiverCity TOKYO
仕事終わりの華金に駆けつけたceroのワンマンライブ。
当時の新曲も聴けたうえ、新旧織り交ぜたセットリストでアガりました。
L’Arc~en~Ciel『ARENA TOUR MMXX』
2020年2月9日 at さいたまスーパーアリーナ
こちらも幸運にもゲットできたラルク久々の全国ツアーのたまアリ公演。
個人的に好きな曲もたくさん聴けて、鳥肌の連続でした。
そしてこの日が、ウイルス騒動でツアー中止になる前最後のラルクのライブになるなんて……と複雑な気持ちにもなるなど。
広瀬香美『Winter Tour 2020 “SING”』
2020年2月24日 at Zepp DiverCity TOKYO
こちらも幸運にもゲットできた…というより、行くことができた初めての広瀬香美のライブ。
“冬の女王”という名にぴったりの圧巻の歌唱力とパフォーマンスでした。
このあとすぐ、何ヶ月もライブに行けなくなる日が来るんですよね……。
踊ってばかりの国『「潜伏」Live Viewing at LIQUIDROOM』
2020年7月22日 at LIQUIDROOM
“なんでもいいからライブに行かせてくれっ!”
気が狂いそうになったときにきた、踊ってばかりの国のリキッドワンマンの報せ。
祈りが通じたのか整理番号がとんでもなく良くて、最前列で観ることができました。
厳戒態勢で座席ありのリキッドルームは、ある意味この時期でしか観られない光景。
“次いつライブに行けるかわからない——”。そんな緊張感もありつつ、ライブ鑑賞に臨んでいました。
SANABAGUN.『LIVE 378』
2020年9月17日 at SHIBUYA CLUB QUATTRO
こちらはウイルス騒動後、初めてスタンディングで観られたSANABAGUN.のワンマンライブ。
“やっぱりライブハウスで踊り狂うの最高!”
今まで蓋をしていた感情が溢れ出した夜でした。
『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-』
2020年11月3日 at 東京ドーム
こちらはウイルス騒動後、初めてドームクラスのライブに行けたイエモンの30周年記念ライブ。
もちろんソーシャル・ディスタンスをとりながらの座席でしたが、また大きい会場でライブが観られると思っていなかったので、東京ドームに入った瞬間から、気持ちが込み上げてきました。
もちろんライブも最高で、「SPARK」のイントロが流れた瞬間は、興奮のあまり涙が止まらなくなってしまいました。
カネコアヤノ×中納良恵『GREENS presents “芍薬”』
2020年11月5日 at オリックス劇場
こちらはウイルス騒動後、初めて大阪まで遠征して観に行ったカネコアヤノと中納良恵のツーマンライブ。
当時はGo Toトラベルもやっていたので、かなり安く済んで助かりました。
浮いたお金で美味しいものを食べたり買い物したりして、いざ迎えたライブ。
もうカネコアヤノで周りも憚らずに大号泣していました。
声を殺すのがこんなに大変なのかと思うくらい。
彼女の歌は、辛い世の中の確かな光でした。
菊地成孔×山下洋輔『菊地成孔 3DAYS デュオ with 山下洋輔』
2020年12月24日 at 新宿PIT INN
大変な年のクリスマス・イブは、菊地成孔と山下洋輔御大の演奏を聴きに、初めての新宿ピットインへ。
ここは生前の浅川マキがよく公演をしていた聖地で、前々から行く機会を待っていたので、嬉しかったです。
イブにぼっち参戦だったけど、2人のとろけるような演奏に酔いしれたので、全く寂しくありませんでした。
Best Live Performance of The Year
記念すべき第1回目のBest Live Performance of The Year(最優秀ライブ・パフォーマンス賞)は…⁉
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『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-』
『THE YELLOW MONKEY 11.3@東京ドーム30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-』に決定!!!
やはり大変な中でも東京ドームでワンマンライブをやるという決断をしてくれたメンバーとスタッフ。
そして健康に気をつけて観に行けたときの感動。
諸々を鑑みても、やはりイエモンの東京ドーム公演は最高でした。
Online Live Performance Nominees
続いて今回限定(であってほしい!)でオンラインライブのベストも厳選して紹介します。
2020年のオンラインライブベスト10は、以下に決定いたしました!
aiko『Love Like Rock 別枠ちゃん』
2020年3月8日
本来なら3月のZepp 2daysでツアーファイナルを迎える予定だったLLR9。
延期になったことで、急遽YouTubeでライブを無料配信してくれるという太っ腹。
これからどうなってしまうのかわからない中で、懸命に歌を届けようとする健気なaikoの姿に胸を打たれました。
毛皮のマリーズ『2009.8.3 at 新宿レッドクロス -360°完全開放GIG』
2020年7月16日
2009年に新宿レッドクロスで行われた今や伝説のライブ『360°完全開放GIG』。
メンバーがフロアの真ん中に立って、その周りを観客が囲んで暴れ回るという狂気的なライブのアーカイブ映像が配信されるということで、ワクワクしていました。
いやはや……本当に凄かった。
志磨遼平が半裸で獣のように動き回り、観客に頭突きするなどやりたい放題。
スタッフには現在のOKAMOTO’Sのメンバーも垣間見えるなど、今では絶対にありえないパフォーマンスが繰り広げられていて、かなりの胸アツでした。
山下達郎『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』
2020年7月30日
山下達郎が配信ライブをするという驚きのニュースが飛び込んできた2020年夏。
しかも業界史上屈指の音質を誇る『MUSIC/SLASH』とタッグを組み、アーカイブ配信は一切ナシ、チケット購入も1週間前までと数ある制約の中、現場のライブと変わらない気持ちでその日を待ちわびていました。
新しく撮ったライブ映像のほかに、フェス出演時の映像や過去ツアーの蔵出し映像など、ボリュームたっぷり。
そのパフォーマンスと心意気に思わずほろりとしてしまいました。
ハンバートハンバート『グッバイ、としまえん』
2020年8月25日
閉園間近の「としまえん」で撮ったハンバートハンバートの配信ライブ。
2人の軽妙なトークをはじめ、素敵な演出と煌びやかなセット、温かな歌声と、ほっこりとした時間を過ごせました。
東京事変『2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ』
2020年9月5日
今回ノミネートされた中で、唯一劇場公開されて、直接映画館まで足を運びに行ったのが、東京事変の配信ライブ。
最前列の席で観られたんですが、その壮大な演出と圧倒的パフォーマンス、そして映画館ならではの音質に吸い込まれて、気がつけば涙が……。
本当なら、2020年の私の誕生日に福岡でライブを観る予定だったんです。
今でもその悔しさは残っているが、ライブがあまりにも素晴らしくて、劇場を出てからもしばらくはボヤ~っとしていました。
前野健太『無観客生配信ライブ【今の時代がいちばんいいよ】』
2020年9月22日
やはり“ひとり時間”も増えてくると、人恋しくなるもので。
そんな時に観たくなるのが、前野健太のライブなんです。
臭すぎて画面から匂いが漏れてくるんじゃないかってくらい、人間臭い彼の歌とトークと小芝居(?)に、なんだか張りつめていたものが、フッと緩んで気持ちが楽になりました。
小沢健二『キツネを追ってゆくんだよ』
2020年11月24日
こちらもツアーの中止を余儀なくされた小沢健二が、配信ライブをやるということで内容を確認してみたら、朗読オンリーと、オンライン上でも“らしさ”全開で発信してきます。
でも彼の語りを聴いていると、新たな発見や視点を見出すことができて、とても脳が活性化する感じがするんですよね。
生配信ならではのハプニングも観られて、なかなか貴重な朗読タイムでした。
ドレスコーズ『12月20日のドレスコーズ』
2020年12月20日
こちらは有観客と配信のハイブリッド形式のライブでした。
毎年クリスマス付近になると、ドレスコーズを観に恵比寿まで1人で向かうという苦行(笑)をさせられていたのですが、今年はそれも叶わずということで、自宅で楽しみました。
延期になってしまった中野公演、そして残念ながら中止になった名古屋・大阪公演をギュッとまとめた内容で、本当に前半と後半で全く違うドレスコーズが観られて興奮の連続。
ついつい手に取るアルコールも増えます。
平井堅『Ken Hirai 25th Anniversary Special !! Ken’s Bar -ONLINE-』
2020年12月23日
Ken’s Barもしばらく行けていないので恋しいですが、今回は配信でした。
でもセットリストが、過去イチ自分好みだったので、もう一緒に家で歌いまくりました。
また現場でもしっとりと聴かせてくださいね。
『KEEP ON FUJI ROCKIN’II〜On The Road To Naeba 2021〜』
2020年12月31日
大晦日に行われたフジロック主催のイベント。当初は有観客も予定されていましたが、完全無観客配信ライブに変更されました。
なんといっても出演メンバーが豪華!カネコアヤノと折坂悠太とceroがいるだけでも個人的にチケット購入確定なのに、そこにCornelius、GEZAN、Tempalayほか“これでもか!”というツボを突いてくる布陣で、楽しみにしていたイベントでした。
全出演者とも見応えのあるパフォーマンスでしたが、特筆すべきはGEZANのステージでしょう。
凄まじいとしか言いようがないおどろおどろしくて鬼気迫る演奏で、画面越しでもパワーが伝わってくるようなライブでした。
年明けのニュースで、このライブがベース脱退前最後のライブだったと知り、妙に腑に落ちたのを覚えています。
Best Online Live Performance of The Year
そして記念すべき第1回目のBest Online Live Performance of The Year(最優秀オンラインライブ・パフォーマンス賞)は…⁉
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東京事変『2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ』
東京事変『2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ』に決定!!!
やはり劇場まで足を運んだこと、行くはずだった東京事変が観られなくなったけど配信という形で拝めたこと、大好きな音楽がたくさん聴けたこと、全方位的にパーフェクトな事変のスキルフルなパフォーマンスに、ノックアウト……いや、ブラックアウト寸前でした。
まとめ
最後に「Live Performance」「Online Live Performance Nominees」の結果をまとめてみましょう。
Live Performance
- 青葉市子『“gift” 青葉市子 10th anniversary concert Ⅰ』
- aiko『Love Like Rock vol.9 』
- cero『Contemporary Tokyo Cruise』
- L’Arc~en~Ciel『ARENA TOUR MMXX』
- 広瀬香美『Winter Tour 2020 “SING”』
- 踊ってばかりの国『「潜伏」Live Viewing at LIQUIDROOM』
- SANABAGUN.『LIVE 378』
- 『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -DOME SPECIAL-』
- カネコアヤノ×中納良恵『GREENS presents “芍薬”』
- 菊地成孔×山下洋輔『菊地成孔 3DAYS デュオ with 山下洋輔
Online Live Performance
- aiko『Love Like Rock 別枠ちゃん』
- 毛皮のマリーズ『2009.8.3 at 新宿レッドクロス -360°完全開放GIG』
- 山下達郎『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』
- ハンバートハンバート『グッバイ、としまえん』
- 東京事変『2020.7.24 閏vision特番ニュースフラッシュ』
- 前野健太『無観客生配信ライブ【今の時代がいちばんいいよ】』
- 小沢健二『キツネを追ってゆくんだよ』
- ドレスコーズ『12月20日のドレスコーズ』
- 平井堅『Ken Hirai 25th Anniversary Special !! Ken’s Bar – ONLINE -』
- 『KEEP ON FUJI ROCKIN’II〜On The Road To Naeba 2021〜』
いかがだったでしょうか。
次回は、Movie Nomineesでお会いしましょう。
それまでみなさん、お元気で。