画像引用元:HYUKOH | TOY’S FACTORY
みなさんはHYUKOH(ヒョゴ)というバンドを知っていますか?
韓国発の4人組ロックバンドです。
いまや韓国では知らない人はいないほどの人気を誇る彼ら。
韓国の音楽と言えばアイドル性の高い、いわゆる“K-POP”を思い浮かべる人も多いとは思います。
しかしヒョゴの音楽はK-POPとは一線を画し、インディーロックに根差した本格派です。
日本でも2016年と2017年の2年連続で“SUMMER SONIC”に出演してどちらも大盛況に終えるなど、イマ知っておいて絶対に損はしないロックバンドです。
昨年はnever young beachと競演し、某サイトでは“韓国のSuchmos”とも言われるほど。
高い音楽性をもつ彼らの名曲を厳選して紹介していきます。
とりあえず経歴やメンバー紹介はすっ飛ばして、まずは音を聴いてみてください。
ヒョゴのオススメ3曲を厳選!
M-1:Wi Ing Wi Ing
まずオススメしたいのが、ヒョゴの1st EP『20』に収録されている「Wi Ing Wi Ing」。
ダウナーなサウンドと、ヴォーカル:オ・ヒョクの物憂げな歌声が聴く者の心をかきむしります。
邦楽で無理矢理たとえるなら、andymoriやSuchmosが近いかもしれません。
歌詞の内容はざっくりと言うと、「働きもせず毎日プラプラしているような俺なんて、生きてても死んでても同じだ…」とかなりネガティブ。
ダメ男好きや根暗にはもってこいの曲です。
M-2:TOMBOY
続いては1stフルアルバム『23』に収録されているバラード曲「TOMBOY」。
出だしから聴こえるオ・ヒョクの優しくて甘い歌声にとろけてしまいそう。
普遍的なメロディが壮大なバラードに溶け込んで、涙なしには聴けない名曲です。
邦楽でたとえるなら、平井堅や森山直太朗の王道バラードに近いものを感じます。
ライブでみんなと大合唱をしたら、絶対に気持ちいいはず。
M-3:MASITNONSOUL
最後に紹介するのは、ロックンロールナンバーの「MASITNONSOUL」。
韓国ドラマ『アントラージュ』挿入歌として使用された曲です。
上記2曲とは打って変わり、終始疾走感のあるサウンドにテンションが上がります。
Red Hot Chili PeppersやGreen Dayなどが好きならハマること間違いなし。
ヒョゴのプロフィールを紹介! 気になるバンド名の由来は?
メンバー紹介
●Vo./Gt.:オ・ヒョク(1993年10月5日生)
●Gt.:イム・ヒョンジェ(1993年4月4日生)
●Ba.:イム・ドンゴン(1993年7月31日生)
●Dr.:イ・インウ(1993年6月14日生)
バンド経歴
- 所属事務所:ドゥルドゥルAMC
- レコード会社(日本):Toy’s Factory
フロントマンのオ・ヒョクは学生時代を中国各地で過ごし、高校卒業後は音楽をやるために両親の反対を押し切って韓国へ移住。
2014年にソウルの若者の街、弘大を拠点として結成されました。
ヒョゴの由来は自身の名前を逆にしたもので、バンドを組む前にソロとして活動していた頃から同じ名前で活動しています。
2014年にリリースされた「위잉위잉 (Wi Ing Wi Ing) 」が韓国のチャートで1位を獲得し、同年1st EP『20』をリリースしました。
2015年には2nd EP『22』をリリース。翌2016年には “韓国大衆音楽賞” 新人賞をはじめ、韓国の様々な賞にノミネートや受賞を果たし、人気は不動のものに。
2017年には待望の1stフルアルバム『23』、2018年5月にはドイツのベルリンで制作された3rd EP『24: How to find true love and happiness』をリリースしました。
ディスコグラフィー
※シングル、配信は割愛
1st EP『20』(2014年9月18日 日本盤:2016年11月9日)
2nd EP『22』(2015年5月28日 日本盤:2016年11月9日)
1st フルアルバム『23』(2017年4月26日 日本盤:2017年6月7日)
3rd EP『24: How to find true love and happiness』(2018年6月4日 日本盤:2018年6月27日)
ヒョゴの快進撃がとまらない。10月には初の新木場スタジオコーストワンマンも!
ヒョゴは“SUMMER SONIC”や“GREENROOM FESTIVAL”などのフェスでも大盛況で、日本での人気も急上昇中です。
さらに2018年10月からは東名阪ツアーも決定しています。
とくに東京はキャパ2000人超の新木場STUDIO COASTでワンマンと、自身最大規模のライブが予定されているので、気になる人は行く価値アリです。
今回紹介した3曲はヒョゴのほんの一部にしかすぎません。
リリースされているEPやアルバムの完成度がどの作品も高いので、本記事を読んで気になった方はぜひ作品を通して聴いてみてくださいね。
ツアースケジュール
過去の来日公演はすべてソールドアウトしています。今ツアーのチケットもお早めに。
24 Tour – JAPAN~HOW TO FIND TRUE LOVE AND HAPPINESS~
【大阪】
2018年10月15日(月) @ 大阪BIGCAT
Open 18:00 /Start 19:00
¥6,500(税込/All Standing/1Drink別)
【愛知】
2018年10月16日(火) @ 名古屋CLUB QUATTRO
Open 18:00 /Start 19:00
¥6,500(税込/All Standing/1Drink別)
【東京】
2018年10月18日(木) @ 新木場STUDIO COAST
Open 18:00 /Start 19:00
¥6,500(税込/All Standing/1Drink別)
企画・制作・招聘:クリエイティブマンプロダクション
いちばん好きなMV:「LOVE YA!」
個人的にヒョゴのMVの中でいちばん好きなMVを最後に紹介しておきます。
同性・異性問わず様々な愛のかたちを表現したラブソングです。
このMVを観て、彼らは音楽シーンになくてはならない存在だと確信しました。
サイトリンク
それではまた、良い音楽とともにお会いしましょう。お元気で。